睡眠医療事業部のご紹介

医療機関と患者さまをつなぐ架け橋になりたい。
それが私たち睡眠医療事業部の願いです。

私たちは人生の約1/3を眠って過ごします。
睡眠をとることは、人が心身ともに健康な状態を保つために欠かせないものです。
にもかかわらず、日本人の5人に1人は睡眠にトラブルを抱えているという調査報告があります。
なかでも最近急増しているのが、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」です。

この睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して最も有効な治療法が「CPAP(シーパップ)治療」です。
メディカルケア睡眠医療事業部では、患者さまの主治医と密接な連携をとり、CPAP装置のレンタルやスリープラボ開設のお手伝いを通して、CPAP治療の推進に力を注いでいます。

CPAPは睡眠時に使用しますので、トラブルのほとんどは寝るときに発生します。
医療機器業界は通常22時で業務を終了するのが一般的ですが、メディカルケアでは24時間、 いつでも気軽にご相談いただける体制を整え、患者さまの「質の良い、快適な睡眠」をサポートしています。

睡眠医療事業部 月見 勇裕

患者さま一人ひとりにフィットする器械・マスクを提供します。

CPAP治療は、器械から鼻マスクに空気を送り、気道を広げて、睡眠中の無呼吸を防止する治療で、これによっていびきも解消します。
CPAP治療を快適に継続し、症状を改善するためには、使う方に合った器械とマスクを選ぶことが大事になります。

そのため、メディカルケアでは最新の器械とマスクをバラエティ豊かに揃えています。

大手のメーカーは器械、マスクとも自社の製品しか扱えない…というデメリットがありますが、当社は主治医の指示のもと、A社の器械にB社のマスクというように、患者さま個々の状態に合わせた組み合わせで提供することが可能です。
これが私たちの強みであり、多くの医療機関や患者さまからご支持をいただいています。

24時間365日、在宅患者さまの快適な睡眠をサポートします。

私たちの仕事は、患者さまに治療器を貸し出したらそれで終わりではありません。
特にCPAP装置を初めて使う方は、「喉が渇く」「マスクから漏れがある」「鼻水が出る」「風が強い/弱い」など、いろいろな訴えを持っておられます。
そんな方々に対してさまざまな角度から解決策を提案し、治療を続けていただくことが私たちの仕事です。

また、夜間や休日の急な機器のレンタル、装置の故障やトラブルなどの緊急時に備え、24時間365日、フリーダイヤルで気軽にご相談いただける体制を整えています。

患者さまのお悩みと真摯に向き合い、治療の継続をサポートすることで症状が改善され、「あなたのおかげで使えるようになったよ。ありがとう」の声をいただいた社員も少なくありません。
そして、その喜びが明日への原動力になっています。

医療機関と患者さまの架け橋として知識・情報の収集にも努めています。

日進月歩で進化する医療分野。その中で仕事をするには、常に新しい知識を習得することが求められます。
そのため、日頃から医学会(日本睡眠学会、日本呼吸器学会等)や研究会、勉強会などに積極的に参加して最新の医療情報を収集。得られた情報は社内で共有することに努めています。

また、月例会議にはメーカーに協力していただき、新製品の商品説明をしてもらっています。
機器に関する新しい情報、役に立つ情報は医療の現場にお伝えするとともに、医療現場や患者さまの要望をお聞きしてメーカーに伝えることもしています。

SASの啓蒙とCPAP治療の推進に、本気で取り組んでいます。

日本の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者数は推定300万人と言われていますが、治療を受けている人はまだまだ少ないのが現状です。
しかし、治療をしないで放置していると睡眠の質が低下し、慢性的な眠気をもたらします。
運転する人は交通事故の危険性が増すでしょうし、重要な会議中や商談中にも突然の眠気を感じてしまいます。
また、長期にわたって無呼吸が続くと、高血圧症や脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの合併症を引き起こすリスクが高まることが指摘されています。

そんなSASに対して最も有効的な治療がCPAPを用いた治療です。

私たちメディカルケアの役割は、医療機器ディーラーとしての立場でCPAP治療を推進し、睡眠の質を改善して合併症を予防すること。
そして、SASがもたらす居眠り運転事故や労災事故などを防止すること。
社会的意義のある仕事であり、社員教育でも、「SASの人が子どもの列に突っ込んでしまうような事故を未然に防げたら、それは立派な社会貢献になる」と話しています。