スタッフインタビュー「理学療法士(PT)として」

利用者さまと一緒に話をし、リハビリをする中でひとつでも笑顔を引き出したい。
利用者さまと一緒に話をし、リハビリをする中でひとつでも笑顔を引き出したい。

掲載内容は2016年 取材時の情報です。

訪問リハビリテーション(訪問リハビリ)では具体的にどんな仕事をしているのですか?

医師の指導のもと、利用者さまのご自宅に伺い、リハビリテーションを通して身体機能の回復・低下予防をしたり、自宅の改修や福祉用具などのアドバイスを行い、利用者さまが安心・安全に、その人らしい生活が続けられるよう支援します。

訪問リハビリの良さ、メリットはどんなところですか?

利用者さまの実際の生活の場で行いますから、その方の生活や住環境に即したリハビリが、マンツーマンで提供できること。
病院でのリハビリは20分程度ですが、訪問リハビリの場合は40分から1時間と、時間をかけてじっくりリハビリができます。
ゆっくりお話もできますので、利用者さま、ご家族さまのご希望をふまえたプログラムを組むことができます。

仕事をする上で心がけていることは?

ひとつでも多く、利用者さまの笑顔を引き出すこと。
もちろん、知識や技術も大切ですが、私の中では、「笑ってもらいたい」というのが大きいですね。
長い療養で、ともすれば利用者さまの気持ちは落ち込みがちになります。
私が訪問したことで、少しでも楽しい気持ちになって、笑顔になってもらえれば・・・。
そこを大事にして仕事をしていきたいと思っています。
「待ってたよ」と、訪問を楽しみにしてくれている方も、「いやや、いやや」という方もおられますが(笑)。

仕事のやりがいは何ですか?

やはり、利用者さま、家族さまの希望通りに在宅生活が送れるよう、リハビリが進んだときはやりがいを感じます。
たとえば最近の話でいえば、病院に入院しているときは、たぶん車いす生活になるだろうと言われていた利用者さまが、本人の頑張りと、訪問看護、訪問リハビリで、立って歩けるようになりました。
そんなときは本当に嬉しいですし、やりがいにつながります。逆に、思うように進まず、壁にぶつかることもあります。
そんなときは少し目標を下げ、ここができたら次に、というように目標を少しずつ調整しながら進めていきます。

職場の雰囲気をひと言で言うと?

楽しく明るい。チームワークもいいです。

今後の目標を聞かせてください。

利用者さま、ご家族さまの不安が少なくなるように、そして、生活に少しでも良い影響が与えられるよう、精一杯努力していきたいと思います。

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

訪問でのリハビリには不確定要素が多く、頭を悩ますことが多くあります。
でも、ご利用者様やご家族様、看護師、担当ケアマネージャー様と相談しながら、さまざまな生活の中での問題を解決できることが一番の楽しみであるとも言えます。
問題解決をサポートしてくれる、心強い看護師やリハビリスタッフが各事業所に在籍しています。
また、勉強会への参加も支援しています。
在宅での仕事に興味のある方はぜひご連絡ください。

磯貝さん(理学療法士(PT))の一日の流れ

理学療法士の一日の流れ

1週間の仕事の流れ

スタッフの1週間の勤務形態は様々ですが、代表的な勤務スケジュール例をご紹介します。
小さなお子さんがいたり、扶養内での勤務を希望されたりと、働き方に合わせて仕事量が調整できます。


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